やっぱり湯たんぽ
2006年01月10日
突然、熱が出た。先週の「やじうま」の出演を終えて、よろよろ家に戻ったら38度。
のどは全然痛くないし、鼻水もほとんど出ない。若干咳は出るけれど、くしゃみはなし。
手をケガしてペンがもてなくなってしまったこともあって、外科のある病院へ行くと、年配のドクターが傷の治療をし、ついでに風邪薬も処方してくれた。
けれど、これが全然効かない。
熱はその後も上がり、39度に。
節々が痛くて、特に膝と腰が悲惨。
家中の暖房を全部つけたのに、布団をかぶっても寒くて寒くて……
その時、ふと思い出したのか、湯たんぽ。
何年か前、近くの店の店頭に出ているのを衝動買いしたけれど、数回使っただけで、冬が来ても全然出番のないままになっていた。
引っ越しの時に捨てようかどうしようか迷ったけれど、捨てるに忍びなく、わざわざバザーに出すほどの代物でもなく、とりあえず持ってきて、たしか和室の天袋に放り込んでおいたはず……
仕事に関する事柄はコロコロ忘れるくせして、こういう自己の生存に関することは、覚えているから不思議。
ようやっと立ち上がり、天袋をがさごそ。ビニール袋に包まれた湯たんぽを引っ張り出し、ヤカンを火にかける。で、トイレへ。
しばらく使っていなかったので、ふたのゴム部分が腐食していないか心配だたけれど、大丈夫みたい。
で、ぐらぐら沸いた熱湯をとくとくと注ぎ入れ、ふたをきっちり閉めて、オレンジ色の分厚いカバーの中に入れる。
そして、ゴー トゥー フトン!
あったか〜い
関節痛もじわ〜っと溶け出して、すこ〜し和らいでいく感じ。
やはりこのマイルドな温かさは、使い捨てカイロとは断然違う。
あ〜、捨てないでよかった、としみじみ思う。
これまで湯たんぽ様を邪険にしておりました、お許しください……なんて懺悔の気持ちにすらなるほど。
若干手間はかかるにしても、やはりご先祖様の知恵は大事、と再認識した次第。
それからというもの、ただひたすら湯たんぽをかかえて(もちろんお湯は時々替えて)、昼夜が分からなくなるほど眠りをむさぼる3日間。
起きているわずかな時間にゲラのチェックをし、お会いする予定の方の著作を読み、熱燗であったまる、という具合(胃腸の調子は全く問題がなく、のどが渇いたのでビールを飲みつつソーセージを食べたりもした)。
発症から4日後に、ようやく熱は下がって、大事な打ち合わせに間に合った。
でも、まだ体中がギクシャク痛くて、始動はそろりそろりなのだけれど。
症状からして、たぶんインフルエンザ。でも、当初の医者は「普通の風邪」と譲らない。
でも、「自慢の処方」「これぞ医道」と自画自賛の風邪薬より、タミフルでも出してくれた方が、よっぽど医道にかなっているような気がする。
外科の治療は、ご本人が「いや〜、うまくいきましたな〜」とびっくりするほど、適切だったけれど。
インフルエンザの予防接種はしていたものの、12月に入ってからと、少し遅すぎたのかもしれない。でなければ、インフルエンザの型が違っていたのかもしれない。
あるいは前回、7、8年前にかかった時のことを考えると、熱が39度で済んだなんて、予防接種をしていたから、まだましたった、という考え方もできる。
何はともあれ、予防接種をしたから大丈夫というわけではないらしい。
どうかみなさん、お気をつけて!











