近況報告

2007年05月19日

 この4月から、新しい仕事が二つ加わった。
 一つは、学校の先生。獨協大学で週一回、二コマの授業を受け持つことになった。
 大教室での講座(定員300人)は「新聞の読み方テレビの見方」というタイトルで、様々な情報とどのように接していくか、ということをテーマにした。新聞やテレビに限らず、雑誌、インターネット、そして口コミなど、私たちが接する情報の量は増える一方。でも、その中には信頼できる情報もあれば、そうでないものもある。たいていの場合、物事のすべてを伝えることは不可能で、事実の一断片を報じるのがせいぜいだったりする。メディアによって得意不得意の分野もあり、伝え方に癖もある。大メディアが報じなくなったからといって、物事が解決したとは限らない。そういう事情を知って、情報を鵜呑みにせずに自分なりに考える、という習慣をつけてもらいたい、という気持ちから、毎回話をしたり、ゲストをお招きしている。
 もう一コマは、定員30人で、タイトルは「インタビュー入門」。何もジャーナリスト養成というわけではなく、インタビューを通して対人コミュニケーションの力を蓄えるのがねらいだ。最近の若者たちの生育過程には、異なる世代と口頭でコミュニケーションをする機会が減っているような気がする。経団連のアンケートでも、企業が新卒者の採用に当たってもっとも重視する要素として「コミュニケーション能力」がこの4年間トップ。しかも年々、「重視する」と答える企業は増えて、昨年は8割を超えた。先輩社員が社会に出たばかりの若者たちとのコミュニケーションに苦労したり、あるいは戸惑うことが多いことを、企業側が考えてのことではないか。コミュニケーションのいろんな要素が入っているインタビューは、対人コミュニケーション力をつける訓練にもなるのではないか、と考えた。
 教えることは本当に難しい。慣れないことなので、準備に週2日くらいを費やすこともあるし、成績をつける前には大量のレポートを読まなければならないと思うと気が重くなる。でも、これから社会に巣立っていく若い人たちの人生に、少しでも役立てるのかもしれないと思うと、やりがいも感じる。ただ、どこまで私の体力が続くか、ちょっと不安はあるのだけれど。
 
 もう一つの新しい仕事は、文化放送の朝の番組《吉田照美のソコダイジナコト》の金曜日のコメンテーター。ラジオ番組でのレギュラーというのは初めだ。テレビの場合は、秒単位で動いていて、私がしゃべり始めたとたんに、スタジオにいるADさんたちが一斉に「短く、短く」と合図をするようなこともあるのだが、それに比べてラジオは話をする時間が結構たっぷりある。テレビより時間がゆったりと流れているような気がするし、吉田さんも相方の枦山奈美さんも、人の気持ちを楽しく盛り立てる達人なので、とてもいい時間が過ごせる。http://www.joqr.co.jp/soko/index.html
 その日のニュースについてコメントするだけでなく、「今週のキーワード」ということで、最近の事象について思うところを語るコーナーもある。どういう言葉を選んだのか、このサイトでもご報告することにしたい。

(たれ&ちびの近況はフォトアルバムへ)

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